マレ地区をぐるぐる歩いていると、ギャラリー街に遭遇。その中に、大きな門をくぐった中庭の先には、NextLevelというギャラリーがあって、面白い写真展してました!
フォトグラファーであり、ビデオアーティストでもあるCeline Nieszawerの、「DOPPELGANGER(ドッペルゲンガー)」というシリーズの作品。
Celine Nieszawerは、1965年パリ生まれ。ニューヨークへ行って、Martine Barratのアシスタントとして活躍した後、また戻ってきてパリを拠点にして活動しています。写真の他にも彼女は、カンヌ映画祭で短編映画の脚本で賞をもらったこともあり、その後も数本の短編映画を監督として撮っています。
ドッペルゲンガーと言えば、生きてる自分の霊で、自分自身で見てしまうと死ぬって言われてますが、Celine Nieszawerも、小さい頃の、姉と一緒の服を着て写っている写真が記憶に強く残っていると語ってるように、彼女の作品は、全くの同一人物、というよりは、どちらかというと、お揃いの服を着た姉妹や双子のような感じ。一卵性双生児だと、もう一人の自分がそこに存在してるような感じがすることもあると思う。それに、個人の空間の膜をほんの少し広げた自分から一番近い姉妹だけの世界や感覚は、親子や親友、夫婦にも入れないところがあったりして、奇妙なとこもあるけど
、それってすごく面白い。
、それってすごく面白い。