2013年11月26日火曜日

世界最大の写真フェア PARIS PHOTO !

先週から続いて、またまた写真イベントです。
毎年11月のパリでは、世界最大級の写真のアート・フェア、Paris Photo(パリ・フォト)が行われてます。今回は、地元の美術予備校の先輩から誘っていただいて、初めて行ってみました!
今年の会場は、グラン・パレ。この美術館は、大きな展示会場が2つあるのですが、そのうちのNefという真ん中の会場です。もうひとつではGeorges Braqueの展示をしてました。ちなみに先週紹介したMiss Dior展は、奥の方のレストランのあるの小さな会場のMini Palaisです。
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今年は、28の新しく選出されたギャラリーを含めて、全部で136のギャラリーと、28の写真集の出版社が世界中から集まっていました!
荘厳な門でお出迎え。4日だけの短い期間なので、私が着いたときにはチケット売り場にも長蛇の列がのびてました。
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グラン・パレの会場の中は、いつ来ても圧倒されます!
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子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで、人もすっごく多くて、観てまわるのも、順番を待たないといけなかったり。人気のギャラリーでは、人でつまって身動きとれないほどでした。
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気になった写真はたくさんあって、撮っておいたのですが、全部は載せられないので少しだけご紹介。
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フランス人のBernard Fauconの作品。
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ベルギー生まれの、Jacques Snock。
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ギャラリーによって、展示方法も様々だったし、私は詳しい方でもないので、知らなかった写真家ばかりですごく面白かったです!
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もちろん日本からもいくつかギャラリーが来ていて、植田正治さん、森山大道さん、荒木経惟さんなどなど世界でも大人気の日本の写真家たちの作品もたくさん展示されてました!
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こちらは、出版社のブース。面白いのが多すぎて、全部は見てまわれませんでした。最近は置き場所のことを考えてなかなか本に手が出ませんが、写真集は好きで私も大学生の頃はけっこう買って集めてました。特に東京写真美術館は行きつけの美術館でした。
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また、Aperture財団によるフォトブック・アワードが開催されて、選出された30冊が自由に閲覧できるようになっていました。“First PhotoBook”は、OSCAR MONZON 、 “PhotoBook of the Year”はROSÂNGELA RENNÓが受賞しました。
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日本からは、大橋仁さんの「そこにすわろうとおもう」が選ばれてました!
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夜のグラン・パレの会場内も、なかなか素敵です!!
美術館の展覧会と違ってアート・フェアなので、歩いてると、老夫婦が「この写真はいくら?」と聞いて「8000ユーロです」と担当の人が答えるのをメモし ていたり、なんて風景をあちこちで見かけたり、実際に売れてるマークがついてる写真がたくさんあったりしました。気に入った写真の場所から離れずに、真剣 にどうしようかとずっと相談してる若いカップルもいました。アートに関心がある人たちが多く、そして自分の気に入ったものを買う、という文化が根付いてる の感じました。私も、好きな作品を買えるようになりたいなぁと思うけど、まずは広い部屋がないといけないかも。

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2013年11月21日木曜日

日本の若手写真家たちのグループ展「TOKYO 2020」がパリにやってきました!

朝はとっても冷え込んで、もうすっかり冬めいてきてしまったパリ。ますますどんよりしてきて、グレーな空も、クリスマスが近づいてくるっていう季節の便り。
こんなに外は寒いのに、たっくさんの人が集まり、ここだけとっても”熱い”、展覧会のオープニングパーティに遊びに行ってきました!写真雑誌の『IMA』が、日本の写真界の未来を担っていくことを期待する有望な若手写真家たち9名を選んで企画された、ルーブル美術館からもすぐ近くの1 RUE RICHELIEUで行われた写真展、「LUMIX MEETS/TOKYO2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」です。
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この写真展は、先月アルマーニ銀座タワーで行われていた、70年代を代表する9人の写真家たちの展覧会、「TOKYO 1970 by Japanese photographers 9」と対をなすもので、昔と現代、そして未来を想像する意味を込めて、TOKYO 2020となってます。この1970の展示も行きたかったです!ちなみにオリンピックとは関係ありません。
選出された写真家たちの作品を少し紹介したいと思います。
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入り口入ってすぐに展示していた、赤鹿麻耶さん。お会いできたので写真も撮らせてもらいました。とってもかわいいキャラクターの女の子で、それが写真にも表れてました。大阪生まれの彼女は、2011年に「キヤノン写真新世紀」グランプリ受賞、2012年には「第10回 Visual Photo Award」グランプリ受賞という、実力の持ち主。上の写真もフライヤーに使用されてました。
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そのおとなりは、記念撮影する人がたくさんいたほど人気だった、水谷吉法さんの作品、「この人」。インパクトある魅力的な「この人」への愛しいを、身近にいて過ごし記録している写真。
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ギャラリーの奥でひっそりひそんでいたのは、うつゆみこさんの「はこぶねのそと」のシリーズから。"ノアのはこ舟に乗れなかったり乗らなかった生き物を想像してる"っていう作品で、ぎょっとするけど、なんか憎めないかわいさのある生き物たち。
展示は、2階へも続いてました。
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濱田祐史さんと、この展示のために撮りおろした新作「Stack」。"『見る』とはどういうことなのか、『見えない』ということはどういうことなのか?"ということを写真を通して探求している写真家。ほかの作品も、ウェブサイトにあるのでぜひ見てほしいのですが、その中でも私は、「Primal Mountain」がすごく好きです。
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これは、伊丹豪さんの作品。写真は目の前のものが平面になるっていう面白さから作品を撮っている。極端にまで奥行きが感じられなく、まるで絵画のような写真で、不思議な感覚にさせられる。
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そして、今回の展示は、パナソニックの協賛のもとに行われていて、新商品のLUMIX GMも展示されてました。今後、ショップやブランドとのコラボ商品も発売されるようなのでお楽しみに!
私は中高生の頃、カメラが大好きでいつも撮ってて、実家には大量のネガが置きっぱなしなってたりもします。世の中がデジタルカメラにシフトしてくころに私もデジタルにかえて、そしたら後で消せばいいから、調整できるから、と好きなだけ撮れるようになったら逆にどんどん撮らなくなってました。最近は、写真をみるのも、資料として探してしまってる気がします。
だから、今回こういう現代の写真家たちの写真展行くのも久しぶりで、その分すごく刺激を受けました!写真、やっぱり面白いですね!!もっともっと撮りたくなったしたくさん観たくなりました!
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もう前に進めないほどに人で埋め尽くされた会場は、熱気で暑く冷房を入れたほど。それだけ、日本の写真家たちが注目されているっていうことですよね!!すごいです。
しかも今回、仕事帰りだったのでカメラを持って行くの忘れてて、携帯のカメラで撮ったので画質悪くてすみません。。
この展示は東京へも凱旋するので、実物を観に行ってください!!
HILLSIDE TERRACE/HILLSIDE FORUM
東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
期間は、11月23日~12月1日です。
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2013年11月18日月曜日

Miss Diorへ15人の女性アーティストが捧げるオマージュ! /パリのグラン・パレ美術館

世界中の女性たちから時代を越えて愛され続けるフレグランス、Miss Dior。1947年に"ニュールックだ!"と、衝撃と賞賛をもって迎えられたコレクションを飾るために、クリスチャン・ディオールが初めて作った香水です。現在、パリのグラン・パレ美術館では、彼の人生を通して常に時代の最先端を行き、洗練されたエレガントな女性たちに影響を与え続けるその秘密を探る、Miss Dior の展示が行われています!!
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クリスチャン・ディオールは、子どもの頃の思い出がクリエーションに影響を与えていました。たとえば、庭園に溢れるお花は、プリントや刺繍によって表現されていたり。
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1949年に発表された、お花の刺繍が美しいMiss Diorのオートクチュールドレス。お花畑を纏っているよう。
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 これは、1961年のコレクションから。コサージュがかわいいMiss Diorのドレス。やさしい表情に、自然と女性に対する愛を感じられます。
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現在のディレクター、ラフ・シモンズによる2012年のコレクションから。絶妙な色合いで惹きつけるドレスたち。近くで見ると、シフォンが何層にも重なって、微妙なグラデーションを生み出していたりと、その技術の高さに驚かされます!見てるだけでも素敵だけど、着てみたくなってしまいます!
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1949-60年のコフレ。当時紳士服の柄だった、今ではディオールの代名詞ともなっている千鳥格子モチーフをフラコンに刻んでいるMiss Dior。今はパールピンク色だけど、これもかなりかわいい!!
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インテリアデザイナーVictor Grandpierre による1957年のプレゼンテーション。
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ニュールックのシルエットのラインを表現している、古代ギリシャ・ローマ時代の陶器を思い起こさせるようなアンフォラ型のフラコン!!
また、フランスでannées folles(狂気の時代)と呼ばれる1920年代、クリスチャン・ディオールがまだ20代の若い頃、多くのアーティストや作曲家たちと出会い交流を深めて行きます。そして1928年にはアートコレクターの友人とともにギャラリーを開きました。大戦後のヨーロッパにはびこる恐慌のために、わずか2年で閉めることになり、ディオールはクチュールの世界に入って行くのですが、その間に彼らは、ダリ、マン・レイ、マックス・エルンスト、ピカソ、ジャコメッティなどの展覧会を開いて、ますますアーティストたちとのつながりを強めていました。このようにアートに対する情熱をなぞるように、この展示では、タイムレスでモダンなMiss Diorトリビュートとして、15人の現代女性アーティストたちが作品が並んでいます。
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Karen Kilimnik(カレン・キリムニック)の作品。舞台女優のように堂々とした姿でたたずむ、Miss Dior。
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Diorの香水、J'adoreのフラコン数百本で作られてる、Joana Vasconcelos(ジョアンナ・ヴァスコンセロス)の大きなリボンの作品!ピンク色の光が少しずつ変化して、「J'adore (大好き!) Miss Dior」ということを表現してるようで、楽しい作品。
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メディアアーティストのLara Baladi(ララ・バラディ)の映像作品は、とーってもかわいい星空に舞うホタルたち。ディオールの「Miss Diorは、グリーンのジャスミンの歌が、夜の土のメロディーとコントラストをなす、ホタルの行き交うプロヴァンスの夜に生まれました。」という、言葉からインスピレーションを受けたそう。
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日本からは、塩保朋子さんの繊細なカッティングの切り絵のアート作品。
吸い込まれて行きそうな、ドレスの刺繍のようでした。
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作家のヴァージニア・ウルフにインスピレーションを受け、デザイナーのNika Zupangは自分だけの部屋をイメージした作品。作品に座ってる美人な女性がアーティストのNika。
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上からみると、こんな感じです。フラコンやクチュールドレスにはずーっと、うっとりしっぱなしでした。アート作品も、エレガントな中にアーティストたちのエッセンスが加わって、とても面白かったです!
25日までなので、パリにいる人はすぐ行ってみてください!しかもエントランスフリーです。
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#missdior
Grand Palais
11:00~20:00
オープニングパーティの様子も!
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パーティは、レストランのminipalaisで行われました!
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さっきのリボンの作品のアーティスト、Joanaは、パーティで一番目立ってました!かわいい!
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2013年11月12日火曜日

リニューアルオープンしたパリのモード美術館で、アズディン・アライア展!

今年の9月末、三年の改装期間を経て、Le Palais Galliera(パリ市立モード美術館)がオープンしました!館長のOlivier Saillard氏は、2011年にMusée Bourdelle (ブルーデル美術館)マダム グレ展、2012年にはブログでも紹介した、les Docks(ドックス)のクリストバル・バレンシアガ、コム デ ギャルソン展、そして最近では、パリ市庁舎でのオート・クチュール展などを手がけていました。美術館から出張して各地で面白いモードの展覧会が行われていたので、待ちに待ったオープンというほどでもないかもしれないです。
現在行われているAlaïa展は、初期から現在までの70点にもおよぶドレスが集まっていました!
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© Patrick Demarchelier
Azdine Alaïa(アズディン アライア)は、チュニジアで生まれました。幼い頃から、知り合いのフランス人マダムPineauの家で、たくさんの画集やモード雑誌に読みふけり、ディオールやバレンシアガのドレスに心を奪われていきます。芸術家としての才能を認められて、美術学校へ入学。彫刻を学ぶ傍ら、姉から裁縫を教わり、ドレス作りに明け暮れる日々を過ごす。そういえば、前に紹介したChana Orloff(シャナ・オルロフ)は、クチュリエとしてパリへやってきて彫刻家になった女性でした。逆のパターンですが、彫刻とクチュールがつながっていておもしろい!
50年代の終わり、エルメスのディスプレイデザインを手がける、装飾ディレクターのLeila Menchari(レイラ・マンシャリ)によってパリへ行く夢を実現!ギ ラロッシュのアトリエで2年間修行した後、64年に最初の自分のアトリエを開きます。彼の小さなアパートのアトリエには毎日、フランスの大女優Arletty をはじめとして、セレブたちが集まって来るようになり、そこには、デビューした頃のNaomi Campbell や、Stéphanie Seymourの姿も。
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そして、1985年にはフランス政府から、ベスト・デザイナーと、ベスト・コレクションの2つを受賞する快挙!!少し見にくいですが、すぐ上の写真の真ん中のフードのドレスは、授賞式のときにGrace Jonesが着てたものです。
1990年代から、ファッションウィークに合わせたコレクションを発表することをやめ、自分のペースで発表しながら、パリ市庁舎からほど近い秘密のアトリエで、クライアントや親しい人たちのためにドレスを作り続けています。
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第55回グラミー賞授賞式で、Rihannaリアーナが着用した真っ赤なドレス!
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彫刻家の目を持っているアライアは、粘土や大理石で彫刻作品を作るのと同じように、布や革で服を形作っていく。「服は、女性の一部となっていないといけない」と語るアライアのドレスの特徴は、第二の皮膚と言われるように、ジャージー素材の布が身体のラインに自然に流れ、まるで着ていない、一体として感じられるとして、世界中の女性たちに愛されてる。
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ア ライアのデザインには、アフリカ旅行で出会った自然や、ドレープやプリーツは、ギリシャ、ローマ、エジプトの彫刻からインスピレーションを受けたものも数多くあり ました。また、マドレーヌ・ヴィオネや、マダム・グレからの影響も受けていています。マダム・グレは彫刻家になりたかったクチュリエで、2011年の展示 のとき観た彼女のドレスも芸術作品のように美しかったのを憶えてます。モード美術館のSaillard館長は、グレの展示をするときから、アライアの展示をしようと考 えていたのではないかな、と思ってしまうほど、私の中でつながっていきます。
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私が一番気になって魅入ってしまったのは、彼のドレスは、“脇”がない、というところ。服飾の学校ではたぶんどこでも、まず最初に、前と後ろ、そして脇、というように半身頃をさらに分割して意識するよう教えられます。アライアは、前から後ろまでつながって身体全体をみていました。そのアライアの視点を感じたときに、はっとさせられました。
また、現在のフランスのプレタポルテの会社では、ディレクター、デザイナーチームがいて、モデリストやパタンナー、縫製を担当するアトリエと完全に分業になってると思います。デザイン画を書いてモデリストに渡して、二次元の絵から想像して作り上げて行きます。実際に服を作れないデザイナーさんたちもいるそうです。それはこの年4回もつぎつぎとやってくるコレクションに対応するために、分業せざるを得ないと思います。そこから抜け出したアライア。彼は、自らハサミを持ち、インスピレーションからそのままその延長で布を手にして作り、パターンもひくという、数少ないクチュリエの1人です。
長くなってしまいましたが、まだ続きます。
最初訪れたときには行くのを忘れてしまったのですが、じつはここから向かいの、Musée d'Art Moderne(パリ市立近代美術館)の、マティスの部屋でもまだアライアの展示が続いてました。
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これまでもアライアの作品は、96年には画家のJulian Schnabelと一緒に、98年には、ピカソ、バスキアなどと、2000年にはアンディー・ウォーホルと一緒に展示され、芸術家たちとのコラボレーションの展示もたくさんありました。そして今回は、マティスの壁画と、写真には見えませんが、ダニエル・ビュランの絵画と共に展示されてます。アートとモードは時に違う側面を持つものだけど、フォームやボリュームも完璧なまでに探し続けるクリエーションにおいては同じ。
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この建物は19世紀に建てられたもので、1977年からモード美術館としての役割を担ってます。パリに来たばかりの頃この美術館には一度足を運んだことがあるのですが、そのときの館内は薄暗くてご ちゃごちゃして、古い美術館だなぁ、っていう程度の印象でした。改装後は、外観などそこまで大きくは変わっていませんが、展示スペースが広くなったように感 じ、とても開放感があってよく見えるようになり、壁の色も元のオリジナルのものに修復したようで、とっても素敵な空間になってましたよ!
展示は2014年1月26日までです。パリへ来るときはぜひ!私も、また必ず行きます!!
Palais Galliera
10 avenue Pierre 1er de Serbie,
Paris 16e, 75116 Paris

写真はすべて許可を得て、掲載してます。

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