2013年2月22日金曜日

パリではめずらしくコーヒー豆の焙煎から淹れ方にもこだわっているCoutume cafe

フランスのカフェやレストランで、コーヒーを頼むと決まって、とっても小さいカップに注がれたエスプレッソ。でも私には濃すぎてあんまり好きじゃないです。これにお湯を足して少し薄くなった、カフェ・アロンジェでも、日本で飲むコーヒーには程遠い。スイーツの国だけど、カフェといえば、マシーンで淹れたエスプレッソなのが、個人的に残念。

まろやかな口当たりのドリップコーヒーに恋しくなったら、Coutume cafeへ!!ここはめずらしく、コーヒー豆の焙煎や、コーヒーの淹れ方にもこだわったお店。一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。
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コーヒー豆の種類も豊富で、ドリップか、サイフォンかを選ぶこともできます。サイフォンは値段が倍になってしまいますが。
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手で淹れたドリップコーヒーは、日本ではたくさんおいしい喫茶店があるけど、パリではエスプレッソをマシーンで淹れたものばかりなので、ほんとにひさしぶり!それに、カフェラテは、今までパリで飲んた中で一番おいしかったです!!これを飲むためにまた来たいって思いました。
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お店の奥には、袋詰めのコーヒー豆と、大きなコーヒー豆の焙煎機が置いてあり、店内にはコーヒーの香りが漂ってます。そして、日本のメーカー、ハリオのドリッパーを使ってます。
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それに、もちろん食事もおいしかったです!チキンとキノア。今度は、カフェラテと一緒に気になるケーキ食べに行こうと思ってます! 
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Coutume Cafe
47 rue de Babylone
月〜金 8:00~19:00
土日 10:00~19:00 

2013年2月19日火曜日

きらきら宝石みたいなフルーツゼリー!!パリのショコラトリー Jacques Genin

濃厚なおいしいショコラショーが飲みたいなぁと、思ったら、やっぱりショコラトリーへ。そして見つけたのが、北マレのあまり賑やかでもない隠れたとこにある、Jacques Genin fondeur en chocolat(ジャック・ジュナン・フォンダン・ショコラ
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パリのケーキ屋さんや、ショコラトリーは、店内が小さくて人が並ぶと向こうのケーキやチョコが見えない!なんてことがよくあるけど、ここは、とっても広いです。お店に入ると、その空間の広さにまずは驚きます。パリっぽくない。そして、ゆっくり店内で食べることができるスペースを設けてるのは、とっても魅力的でした! 
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ショコラショーは、甘すぎないで、とろんとろんで、ポットにいっぱい入ってるので、カップに2杯はありました。そして、プラリネのミルフィール!サクサクでパリパリの食感とクリームがたまりません。
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そして、なんと試食のチョコとフルーツゼリーもいただきました!チョコは、もちろん期待通りのおいしさ!でも、このフルーツゼリーに対しては、初め興味がなかったのですが、一口食べてみてびっくり!おいしさに感動しました!!果汁が凝縮されていて、フレッシュな果物をたくさん頬張った至福な気分。こういうフルーツゼリーって、ちょっと昔っぽいイメージもあったりで、こんなもんだろうっていう思い込みがあって、試食がなかったらこの先食べることがなかったかもしれません。フルーツゼリーの限界を超えたおいしさでした。チョコより、ショコラショーより、ケーキよりも、一番印象に残ったのが、このフルーツゼリー。ぜひ、ぜひ、試してみてください!!
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種類もいっぱい。今度はぜんぶ試してみたい! 
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おみやげには、アルミの箱に入ったものを。フルーツゼリーも、チョコもあまり日持ちがしないので、日本へ帰る前日に来て買うか、キャラメルがいいかもしれないですね!
しかも、日本語を流暢に話す店員さんがいるので、おみやげの相談でも安心して聞くことができますよ。
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Jacques Genin | Fondeur en chocolat • Paris


133, rue de Turenne
75003 Paris
月曜日休み
11時〜19時(土曜日は20時) 

2013年2月15日金曜日

パリ市内に中世ヨーロッパ最大級のお城!跳ね橋がすてきなヴァンセンヌ城

前回の記事で子ども服展示会のことを書きましたが、会場のあるパリの東の端、
Chateau de Vincennes

駅には、パリで一番大きなお城、ヴァンセンヌ城が建っていました!!せっかくなので少し遊びに行ってきました。
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ここはすごく広い敷地にいくつかの建物があり、ぐるっと城壁で囲まれていますが、資料によると、この場所にはもともと、12世紀にカペー朝の君主が建てた、ヴァンセンヌの森へ狩猟へ行くための館がありました。
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その後、百年戦争の初期にジャン2世によってお城の建設が始まり、その息子シャルル5世のとき1370年頃に完成。
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三角屋根がかわいい!50メートルもある真ん中の塔は、中世では一番高いものみたいです!
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周りの城壁は、数百人の住居空間としても機能してました。
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玄関にある跳ね橋は、中世のお城って感じで、わくわくします!!
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このチャペルは、パリのシテ島にあるチャペルをモデルにしてシャルル5世が造らせ始めて、16世紀のアンリ2世のときに完成。
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19世紀、ルイ18世によって造られた武器庫。今は古文書などの資料館になってます。
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塔のとなりに造られた、王の館。反対側には、王妃の館もあります。見学もできそうでした。 
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映画の中に入ってしまった気分で、中世ヨーロッパを感じれるところ。19世紀ナポレオン3世によって整備されて、今のパリの原型ができたって聞くけど、そのもっと古い12世紀の歴史的な場所が
パリの地下鉄圏内にあるなんてびっくりでした。地方都市にあるお城とは違ってパリ市内なのでふらっと来てみたり、すぐ近くのヴァンセンヌの森へピクニックへ行くときには、ここにもぜひ寄ってみてください!
ヴァンセンヌ城
 5月21日〜9月22日までは、10時〜18時
9月23日〜5月20日までは、10時〜17時
チャペルは、11時〜12時、15時〜16時
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2013年2月12日火曜日

世界中の新しい子ども向けデザインに触れられる、パリの子ども服合同展示会、Playtime に今年も行ってきました!

いつもすごく楽しみな、ブログでも何回か紹介している、子ども服や雑貨とマタニティーの合同展示会、Playtime Parisに今年も行ってきました!!半年に一度の展示会ですが、今回のでもう4度目になります!(以前ブログで紹介したときの記事
世界中から集まってくる、たくさんの子ども服やおもちゃなど雑貨に囲まれてるから、幸せな気分になるのは当たり前かもしれないけど、バイヤーやプレスなどの服飾関係者の大人たちだけじゃなくて、子どもたち自身も飽きずに楽しめるとっても面白い会場作りにも魅力が満載。カラフルで、かわいくって、雑誌の中に飛び込んだみたいな感じ。
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ブランドのブースが敷き詰められた会場だけど、ふっと、ところどころに展示されてるこういったインスタレーションに出会うと、緊張感がほぐれて、憩いの場にも。
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それぞれのインスタレーションのスペースは、アーティストの作品とのコラボレーションで、この白い毬みたいなものは、フランス人アーティストNadia Yasumayanによる陶器でできてる作品で、素敵でした!!
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植物の柄だったり、顔が埋め込まれてたり。
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アーティストのスペースもあり、テキスタイルだったり、小物のイラストを売り込んでるイラストレーターの人たち。そのなかでも、写真の彼女Julie Hermantのイラストはすごく好みでした。ブログでも今度紹介したいと思います。
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受付のある会場の離れには、絵本出版社のedition MeMoのポップアップ ストアもありました!絵本の展示会の記事でも紹介したことがあります。雑誌のブースはいくつかありますが、絵本の展示はこの合同展示会では初めて。
 
今回からPlaytime で新しく始まったプロジェクトに、 子ども向けのデザインへの新しい方向性を提示する、Play With Designがあります。上の絵本屋さんのすぐとなりに入り口がありました。
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今回のテーマは「play」。身体を使って、そのスペースで、大きさや素材で、遊ぶ。10のデザイナーたちが参加して、Confort Mousseというクッション素材の会社、Griffine Enductionという素材の会社の協力を得て、子ども向けプロダクトの面白い作品が展示されてました!!
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恐竜の骨?みたいな形だったり。
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ヘビ!ここに座れるのかなと思います。楽しそう。でも実際は、繊細な作りなのか、触っちゃダメマークがあって残念でしたが、すごく遊んでみたい気分にさせるものでした!!
もちろん今回も、たくさんの面白い子ども服のブランドに出会ったので、それはまたじっくり紹介していきたいと思います!!
場所は、いつもとおなじ、Parc Floral内の特設会場。メトロ1番線の東の終点 Chateau de Vincennesからシャトルバスに乗って行きます。帰る途中、車窓からは14世紀に建てられたお城、ヴァンセンヌ城が見えました!!

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また、Playtime Tokyoも2月19、20、21日に開催されます!私は東京会場は行ったことがないのですが、絶対に楽しいので、時期が合えば次回は行ってみたいと思います!!

2013年2月8日金曜日

秋の彩り咲く!ポール・スミス メンズコレクション13-14AW

ポール・スミスのショーは、ポンピドゥーセンターの展示室を使って行われました。
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 四角い会場をぐるっと一周回るショー形式。なんだかわくわく楽しくなるような、明るい雰囲気。
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衿がないコートかと思ったら、ぴったりくっついてました。他のジャケットも色によってはぜんぜん見えないのもあったり。
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雰囲気が明るかったのは、お昼すぎのショーだったからかなって最初は思ったのですが、それは、カラフルな秋色でした!ランウェイには薄い色の木の板が使われていて、モデルさんたちが歩いて通っていく度に、そこはまるで、紅葉や木の実、小鳥たちなどの、彩り豊かな秋の森の情景がぱっと広がるような感じ。
それに加えて、大きい千鳥格子のグラデーションやカラフルなニットもかわいかった。
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目がおかしくなってしまうような柄も。
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雪が積もって、すごく寒いときだったけど、ショーは秋晴れのお散歩のようだったから、気分だけは少し暖かくなってとっても楽しかったです!
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 笑顔で歓声に応えるポール・スミスさん!