前回の記事で子ども服展示会のことを書きましたが、会場のあるパリの東の端、
Chateau de Vincennes
駅には、パリで一番大きなお城、ヴァンセンヌ城が建っていました!!せっかくなので少し遊びに行ってきました。
ここはすごく広い敷地にいくつかの建物があり、ぐるっと城壁で囲まれていますが、資料によると、この場所にはもともと、12世紀にカペー朝の君主が建てた、ヴァンセンヌの森へ狩猟へ行くための館がありました。
その後、百年戦争の初期にジャン2世によってお城の建設が始まり、その息子シャルル5世のとき1370年頃に完成。
三角屋根がかわいい!50メートルもある真ん中の塔は、中世では一番高いものみたいです!
周りの城壁は、数百人の住居空間としても機能してました。
玄関にある跳ね橋は、中世のお城って感じで、わくわくします!!
このチャペルは、パリのシテ島にあるチャペルをモデルにしてシャルル5世が造らせ始めて、16世紀のアンリ2世のときに完成。
19世紀、ルイ18世によって造られた武器庫。今は古文書などの資料館になってます。
塔のとなりに造られた、王の館。反対側には、王妃の館もあります。見学もできそうでした。
映画の中に入ってしまった気分で、中世ヨーロッパを感じれるところ。19世紀ナポレオン3世によって整備されて、今のパリの原型ができたって聞くけど、そのもっと古い12世紀の歴史的な場所が
パリの地下鉄圏内にあるなんてびっくりでした。地方都市にあるお城とは違ってパリ市内なのでふらっと来てみたり、すぐ近くのヴァンセンヌの森へピクニックへ行くときには、ここにもぜひ寄ってみてください!
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