2012年3月31日土曜日

見てるだけでうれしくなる、アルジェリアのかわいいお菓子たち - La bague de kenza

日曜日にお茶菓子を買いに、パリのとらやに 行こうって歩いてたら、
やっぱりお休みで、
それじゃあ、代わりにってことで連れてってもらった、
パリにはたくさんお店があるアルジェリアのお菓子屋さん、La bague de Kenza

フランス人にとって、主菓子に近いと思われているみたい。

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小さなお店の中に、カラフルで、かわいいお菓子たちがたくさん積まれてて、
どれにしようか、すごく迷ってしまいました!

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こんなにたくさんに囲まれてしまうと、
お菓子のお城に憧れてた小さい頃を思い出してしまいます!

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黒を基調にしたシックな内装の店内。
お店で飲み物と一緒に、いただくこともできます!!
マダムたちと、一休み。


今回、友だちに選んでもらったお菓子たちはこちら。
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中身はこんな感じ。
しっとりから、さっくり、ぱりぱりや、ねっとり、いろんな食感が楽しめます。
確かに、イチゴの形をしたピンクのは、主菓子に近い気がしました。
すごく甘いのから、やさしい甘さのもあり、
おみやげで持っていった玄米茶と一緒に食べたのですが、すごくおいしかったです!

パリのクリームいっぱいのケーキに飽きたら、ぜひためしてみてください!
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私も今度は、店内で食べてみたいと思います!!
La Bague de Kenza
136, rue Saint Honore 75001
私の行ったところは、1区ですが、パリにたくさんあります!
このサイトに載ってます→http://www.labaguedekenza.com/

2012年3月28日水曜日

コム・デ・ギャルソンにアートワークを提供したアーティスト 、大山エンリコイサム

会社のレディースとメンズのブティックの間の通りを少し行った、
同じ通りにある、 54 Rue du Faubourg St-Honore に、
隠れるようにひっそりとたたずむ、コム デ ギャルソンのブティックがあります。

今は2012年春夏コレクションが揃っていますが、
あの真っ白のドレスたちのショーに魅せられた人たちは多いと思います。
私の中で、12年の春夏パリコレで衝撃的なコレクションでした!
そんな、真っ白のコレクションなかで、
ひときわ目立つ白黒のペインティングも、気になった方いるんじゃないですか!?

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破壊的で、少しこわくて、ぎょっとしてしまうよな、すごくインパクトあるモデルたち。

ペイントしたのは、大山エンリコイサムさん
私と大学の同級生でもある、大山さんは、
現在アーティストインレジデンスでニューヨークに住みながら活動している美術家。

川久保玲氏と何度も話し合いながらサンプルを繰り返して描かれたというこれらは、
彼の、「Quick Turn Structure(急旋回構造)」(QTS)というコンセプトの作品。

大山さんは、大学生の頃から観客の前でライブペインティングしたり、

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キャンバスの作品や、

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Photo by Shinpei Yamamori
お店の壁にも。Mad HECTIC Store

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Photo by Takahiro Tsushima
2010年に開催された、私の地元のあいちトリエンナーレでの壁画は、
実際見て来ました。

こんな風に、キャンバスから、壁、ライブ、などなど、いろんなところに、
自然発生的に広がっていっていたものが、
今回はなんと、コム デ ギャルソン の服にまで派生してきてしまった! 

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Photo by Shinpei Yamamori
できあがってる服たちへの、ペイント作業の様子。
作業場の真っ白の壁に描かれてたのが、服に飛んできたり。

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Photo by Kou Miyama
作業場全体が、インスタレーションのよう。
服が溶け込んで、一体化してる。

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Photo by Shinpei Yamamori
彼の作品は、ぐるぐるして、目が回ってしまうようにそれだけでも動いて見えてしまう。
これまでは、壁やキャンバス、といった、
平面であって動かないものに描いていたのに対して、
服に直接描くというのは、丸みがでて、ゆがみが生まれたり、そして人が着れば動くし、
コム デ ギャルソンは、”服を壊す” ために、ペイントをしているけど、
服に描いたことで、QTSも変化した、というのが、
私は面白いなって思いました。
プリントされたものではないので、一点物で実際に描いている作品として観ると、
平面の作品から、またさらに踏み出したところに派生していって、
これからは、どんなところに行くんだろうって楽しみです!

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Photo by Shinpei Yamamori
このアトリエの空間は、ほんとかっこいいです!
壁から、服がむくりと現れてきてるみたい!

パリのブティックには、
彼が描いたオリジナルの作品はやっぱりありませんでしたが、
プリントのワンピースやTシャツは、いくつかおいてありました。
パソコン上で描いたものではなく、サンプルに直接手描きしたものを利用してるので、
手描きのタッチを残したプリントになってました。

もっと、知りたい!という方はぜひ、これらのインタビューを読んでみてください。
彼のこれまでの活動が詳しく分かります。
 - 棚ガレリによるインタビュhttp://goo.gl/xHtvH
 - まちづクリエイティブによるインタビュ http://madcity.jp/2011/11/oyamaenricoisamu/ 

レジデンスの期間が終わる4月にニューヨークから帰ってきたら、
たくさんのトークやインタビューも待ち構えてるはず。

大山さんの今後の活動に期待です!!

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Photo by Kou Miyama

大山エンリコイサム

1983年、イタリア人の父、日本人の母のあいだに生まれる。
慶応義塾大学卒業後、東京芸術大学院修了。
主な展示は、松戸アートラインプロジェクト2010、あいちトリエンナーレ2010など。
「ユリイカ」2011年8月に論文を掲載するなど、執筆活動も行う。
 - フランシス・アリスのリズム http://10plus1.jp/monthly/2011/11/issue03.php

2012年3月13日火曜日

アルベール・エルバス 10周年!! - ランバン パリコレ 2012-13aw - 3.パーティー

またまた続きです。
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ショーの後、アルベールいたところに流れてく人たち。
ファッションショーの後には、
アルベールのお祝いパーティーもありました!
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回転してく舞台が用意され、
たくさんの人たちのライブが催されました!
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バーが用意されてたり、かわいいお菓子たちも!
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おいしいー
お腹空いてたので、いっぱい食べてしまいました。
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この、透明のドーム。
何だろうって思ったけど、キャラメルでおいしい。
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壁には、これまでのコレクションの写真のコラージュ!
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ライブ途中に現れた、大きなプレゼント。
まわりに置いてある、ケーキ。もちろん、いただきました!!
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会社の人たちを始め、お客さんやメディアの人たち、
ほんとにたくさんの人から祝福されてました!!
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アルベールの10周年の記念の年に、ほんの少しですけどランバンに関わることができて、
一生の思い出になりました!
すごく楽しかったです!!

ランバン連投でしたー!

2012年3月12日月曜日

アルベール・エルバス 10周年!! - ランバン パリコレ 2012-13aw - 2.ファッションショー

アルベール・エルバス10周年お祝いファッションショー
前回の続きです。
ファッションショーが始まるまでの間、ランウェイでは、
お酒や、アペリティフなんかが、いつも振舞われてます。
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アルベールの10周年ってことで、ケーキのデコレーションも!!
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待ちに待って、結局1時間以上の遅れでした。

ハッピーなカラフルで始まり、黒、宝石をちりばめた刺繍、花柄、レース、リボン。
これぞランバンって感じのするものばかりでした。
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このドレス、すごくかわいいです。webのコレクションの写真だと後ろ姿が載ってないのが多いですが、
後ろ姿にうっとりです。
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スカートのポワンポワン動くのも!


そして、今回のコレクションで一番気になったのは、
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このプリントのドレスのシリーズ!

ショーのとき、私のカメラでは、柄がほとんど飛んでしまったのですが、
ショールームで見つけたので、撮ってきました!
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私は、最後の黄色いお花のドレスが一番好きです。
アルベールが手描きして加えたものを、プリントした生地を使ったドレス。
紙に描かれたデッサンがそのまま飛び出してきてしまったような、
小さい頃の夢のようなドレス。
それから、ちょっと驚いてしまったのが、
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登場から、あっ来るとこ間違えちゃったかもっていう雰囲気で、
きょろきょろしながら歩いてくモデルさん。
こっちまで、そわそわしてしまいました!
そして、ショーの終わりには、
裾のカーテンが開いて、アルベール・エルバスがバンドと一緒に登場!
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そしてなんと、“Que sera sera"を歌ってくれました!!
-When I was just a little boy,
-I asked my mother , what will be
-Will I be pretty , will I be good,
-Here's what she said to me.
-Que sera,sera,
-Whaterver will be, will be
-The future's not ours to see
-Que sera ,sera---
そして、にこにこの笑顔いっぱいで、
お客さんたちの前までやってきて、手を振って応えてくれました!
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この手前の頭は、メンズのデザイナー、ルカ。
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会場の人たち全員の優しくてあたたかい拍手に包まれて、とても輝いていたアルベール。
みんなに愛されてるデザイナーなんだなと、改めて思いました。
それでなんか、泣きそうになりました。

続きーパーティー


2012年3月9日金曜日

アルベール・エルバス 10周年!! - ランバン パリレディースコレクション 2012-13aw!! - 1.バックステージ

アルベール・エルバス 祝10周年!
今回のパリコレクションで、ランバン10周年を迎えたアルベール・エルバスの
記念のファッションショーでした。
長くなってしまうので、
1、バックステージ編
2、ファッションショー編
3、パーティー編
の3回に分けて記事にしたいと思います。
ショー会場で列で並んでたら、ちょうど部長さんたちに出会って、
バックステージに入れてくれることになりました!!

ショーを手伝った経験のない私は、初めてで、ドキドキ。
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そこでは、たくさんのモデルさんたちに、メイクしてるところでした。
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もう何十分も遅れてるのに、あんまり急いでない、
モデルさんたちや、ヘアメイクの人たち。
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カメラマンもたくさん!
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そしたら、なんとどこからか、ティルダ・スウィントンが颯爽と登場!!
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ファッションショーでは使われなかった、今回の最新のコレクションを着て登場です!
かっこよすぎです。見とれてしまいます!

私は、セレブとかモデルさんとか、そういった情報にはとてもとても疎いのですが、
彼女はほんとにかっこいいなぁといつも気になります。
ランバンを着てるし。
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この日最後のショーということもあってか、ここはなかなかゆったりで、
モデルさんたちも、ふざけて遊んでたり。

そろそろ、席につこう、ということになって、
ここを、後にしました。

続き→ファッションショー編