2011年12月21日水曜日

サンタクロースたちの仕入れでにぎわう、おもちゃ屋さんSi Tu Veux

もう、すぐそこまでやってきた鈴の音にあわてて、
パリのサンタクロースに変身するお父さん、お母さん、そしておばあちゃん、おじいちゃんは、
こどもたちへのプレゼント探しのために、おもちゃ屋さんは大忙し。
この前紹介したパッサージュからも歩いていけるところに、
またまた、すてきなGalerie Vivienneというパッサージュがあります。
Bourseという駅から5分くらいです。
PC173542
ここの中のお店の一つのおもちゃ屋さん、Si Tu Veuxにおじゃましてきました。
PC173508
くまさんがお出迎えしてくれます。
PC173512
キャラクターものや売れるもの重視の大型量販店のおもちゃ屋さんとは違い、
プラスチックよりは、木製のものが中心で、お店のマダムが選んだ、やさしさのあるものばかりがそろってます。
PC173509
男の子にはやっぱり冒険もの!
PC173511
女の子コーナーのようになってた、お人形やおままごとのおもちゃ。
PC173514-2
おままごとだって、土地が変われば、家庭にあるものだって違う。
フランスならではの、缶詰、ヌテラ、ヨーグルトに、チーズなどなど!!
ヌテラというのは、フランスの家庭には必ずある、
ピーナッツバターのチョコレート味、という感じのものです。
商品名なのに、
パリのクレープ屋さんでは、メニューにヌテラっていうのもあるくらい、一般的。
PC173515
楽器や、衣装も。
PC173514
お部屋が二つあるのですが、どこも真剣な顔で選んでる人でいっぱいでした。
PC173518
赤ちゃんコーナーも充実してました。
PC173520
さりげない、ちょっとした並べ方も、かわいい。
PC173521
ちっちゃいものたちは、バケツの中に。
PC173522
天井には、たーくさんのくまさんたちが、こちらの様子をうかがってました!!
子どもがいたら買いたいというよりは、むしろ私がほしいものばかりでした。
PC173526
そして、外には子どもたちが遊べるスペースも。
PC173525
すぐとなりが、ゴルチェのブティックになってて、ちょうどおもちゃ屋さんからは、
2階の子ども服が見えるようになってます!!
他にも、このパッサージュの中は、歩いてて楽しいとこばかりです。
PC173531
ギャラリーだったり、
PC173537
すごく趣のある本屋さん!!
PC173540
お花屋さんだったり。
カフェもところどころにあるので、ひとやすみも。
PC173534

クリスマスのこの時期がやっぱり一番きれい。

2011年12月19日月曜日

クリスマスプレゼントに絵本はどうですか? ー赤ちゃんから大人まで楽しめる絵本イベントー

このポスターが地下鉄の通路にどこ行ってもあって、すごく気になったので調べて行ってきました!
I_sal_11
本や雑誌が売れ伸びなやんでいるいる今、
絵本だけは、相変わらず新刊もどんどんでて、売り上げも調子がよさそうなフランス。
パリ一番の絵本の見本市に行ってきました。
もう、27回目なんですね。今まで知りませんでした。
日本で大学生のころ、絵本の研究会に入っていたとき、品川の高輪プリンスホテルでの絵本カーニバルに何回か行ったことがありますが、 それのもう少し大きくなった、パリバージョンです。
 今回は、サーカスをテーマした展示もあって、サーカスにちなんだ絵本もたくさん集められてて、楽しかったです。
PC023408
PC023416
絵本の紹介コーナーで、一人で絵本を読んでるちびっこ発見。
PC023412
PC023411
原画のコーナーには、
sara さんの「La revanche du clown」から貼り絵が展示してあって、
紙をやぶいた、ふんわりした線と、色のコントラストで見せる画面が、
細かく描いてるものよりも、とても繊細に感じました。
44241
この絵本も、ほしい。
 この日は、18時から入場料が無料になる日だったので、
すごくたくさんの人たちでごったがえしていました。
PC023443

子どもが多いのかなと思ってたのですが、そうでもなく、子ども連れの家族に加え、
絵本好きの大人たちが、お気に入りの作家さんたちとお話したりサインしてもらったりを楽しみに来ている姿が多かったように感じました。
PC023441
PC023380
Tokyo sanpo」という東京の街を歩いて見て感じて描いたイラストと文で、
東京を紹介してるFlorent Chavouetさんのコーナーには、
サイン待ちの長ーい列ができてました。
気になってぱらぱらめくってみたのですが、
いろいろ懐かしくなってしまって笑ってしまったり。
絵本の出版社ごとのブースで並んでいたのですが、
私の気になったところを少しご紹介します。
まずは、フランスで絵本出版といえばここ、という、
日本で言うと福音館書店みたいな、L'ecole des loisirs出版
PC023431
というのも、私の大好きな、トミー・ウンゲラーの特集をしてたから。
PC023427
PC023428
「すてきな三にんぐみ」「ヘビのクリクター」「ゼラルダと人喰い鬼」などなどで
日本でも人気なフランス人、トミー・ウンゲラーは、
やっぱりフランスでも大人気です。
このランタンもほしい!!
私は、日本語の絵本も持ってるのについつい、「すてきな三にんぐみ」の、
A1サイズの大きな本を買ってしまいました。
トミー・ウンゲラー作のポスターもおまけでつけてくれて、すごくうれしかったです。
PC023399
それから、edition MeMoの出版社の展示ブース
PC023400
一番右の、「Monsieur cent tetes
は、去年、この絵本の見本市の大賞をとった絵本です。
私は、これをポンピドゥーの本屋さんで見つけて立ち読みしたのですが、
この作家さんの絵が大好きです。
新しい作家を積極的に紹介して、ちょっとおしゃれな絵本がたくさん置いてありました。
ちなみに、今年の大賞は、「Mako
9782211205276FS
アザラシのお話。
 それから、DADA出版のブース。
PC023402
子ども向けの、アート雑誌「DADA」を発行してる出版社です。
アーティストや国などをテーマに、年に9冊発行。
子ども向けだけど、大人にだって十分楽しめる!
値段が高くなってしまうけど、朝日学生新聞社出版から出版されてるようなので、
ぜひみてみてください。
書籍とはちがい、次から次にやってくる、雑誌っていう形態もいいですね!
その他、欲しかった絵本。
PC023435
「Bestiaire du gange」
シルクスクリーン印刷で手作りされた本。すごくすてきでした。
絵本って、どれだけあっても、まだまだ欲しくなってしまいますよね。
毎年、この時期に行われてるようなので、
もし来年チャンスがあればぜひ行ってみてください。
すてきなプレゼントになること間違いなしです。もちろん自分にも。
場所は、Espace Paris-Est-Montreuilというところで、
メトロ9番線
Robespierreで降りてすぐです。矢印や、看板が大きく出てて、すごく分かりやすかったです。
入場料は4ユーロ、18歳未満無料ですが、金曜日の夕方は全員無料でした。
絵本屋さんもパリにはたくさんあるみたいなので、探してみたいと思います。 

2011年12月14日水曜日

パリで絵を描きたいとき、道具を集めるには!

最近、パリの市民講座みたいなもので、週一回デッサンに通ってます。
パリは物価が高いし、でも日本から送るのはもっと高いし、
こっちで画材を集めるには、どこがあるかなと、探したり、教えてもらったりして、
最近、よく行くようになった画材屋さんがあります。
Passage Choiseul という、アーケード街にある、Lavrutというお店です。
オペラと、日本食のお店が立ち並ぶピラミッドという場所の間に位置するここは、人通りも車もけっこう多い、賑やかなところです。
 Lavrutのすぐ近くに、とんかつ屋さんがあったりも。
passageっていう、建物の中に、通り抜けられる通りが、パリのあちこちにあって、
楽しいお店が入ってるところがたくさんあります!
IMG_1636
入り口は、こんな感じ。
IMG_1634
中は、天井があって、街灯があって、お店がずらーって並んでます。
IMG_1632
その中の一つのお店に、Lavrut があります。
こじんまりとしてるけど、必要なものがちゃんと手に入り、
そして何より、来てるお客さんやお店の雰囲気が好きです。
IMG_1625

入ってすぐのとこには、今売り出し中のが並んでます。

IMG_1631

クリスマスが近いし、ラッピング用品もそろってました。
IMG_1637
木炭や、画用紙、クロッキー帳などなど。
種類もいっぱいあります。
IMG_1620

IMG_1622
 こうやって、いろんな色がきれいにそろってるのって、
見てるだけで楽しくなってきてしまいます!!
IMG_1626
いつも、お客さんたくさんでにぎわってます!!
IMG_1630
筆の入ってる、ショーケースもすてきです。
めずらしいものや特別なものが売ってたりするところではなく、
街の画材屋さんという感じですが、
絵を描くのが好きなパリの人たちに生活をちょっと垣間みれるお店です!
ちなみに、もっともっと量と安さだけを求める!というなら、
passage clouteという店もありますよ。
倉庫のようなところに、めいっぱい画材が並んでます。
ただ、駅からも家からも遠くて、行くのが大変なのであまり行ってません。
お店の名前がpassageがつくのに、こっちは、アーケードの中にあるわけでもないです。

2011年12月4日日曜日

子どもたちもカール・ラガーフェルドと世界一周!Xmasのプランタン

パリもすっかりクリスマスです、と前回も書きましたが、
ラファイエットのおとなりのデパート、プランタンでも、
ショーウィンドウに子どもたちが集まってました!!
今年はシャネルがクリスマスシーズンのショーウィンドウを飾ってます。
popup_content_visuel
キャンペーン広告のカメラマンも、カール・ラガーフェルドが担当。
世界を旅するのがテーマの今回。
世界の都市の装いをしたシャネルのたくさんのドールたちが踊ったりしてます!

パリのショーウィンドウには、なんとカールがいっぱい!!
PB303312
10人ものカールが、パリを駆け巡ってる。

PB303313
お花を撮ってるカール。かわいい。
PB303314
すっごい長い鉛筆で、アイデアを描きとめようとしてるカール。
長すぎるけど、使ってそう。
PB303339
こちらはモスクワ。
popup_content_visuel-4
PB303343
こんなふうに、ショーウィンドウのすぐ前には、子どもたちがちゃんと見れるように、
手すりのついた台が全部に取り付けられてあります。
でも、これのおかげで、私は、あんまりよく見れないのです。
PB303328
女の子たちが、楽しそうに見てたのは、ロサンゼルス。
PB303329
popup_content_visuel-2
そして、そして、東京もありました!!
PB303350
PB303348
夜のビル街に、真っ赤の鳥居。
鳥居の上を飛ぶなんて、あんまり考えもしなかったけど、
カールにとっては、東京ってこういうイメージなんですね。
popup_content_visuel-3
photo 
PB303351
ちびっこたちも、びっくり。
オープニングの様子。
ドールたちが動いてるのが見れるので、ぜひ見てみてください。
ドールたちの他にも、マネキンのXmasのショーウィンドウもあって、
シャネルのコレクションで着飾ってました!!
vitrine_2
vitrine_3
vitrine_7
vitrine_9