2011年12月19日月曜日

クリスマスプレゼントに絵本はどうですか? ー赤ちゃんから大人まで楽しめる絵本イベントー

このポスターが地下鉄の通路にどこ行ってもあって、すごく気になったので調べて行ってきました!
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本や雑誌が売れ伸びなやんでいるいる今、
絵本だけは、相変わらず新刊もどんどんでて、売り上げも調子がよさそうなフランス。
パリ一番の絵本の見本市に行ってきました。
もう、27回目なんですね。今まで知りませんでした。
日本で大学生のころ、絵本の研究会に入っていたとき、品川の高輪プリンスホテルでの絵本カーニバルに何回か行ったことがありますが、 それのもう少し大きくなった、パリバージョンです。
 今回は、サーカスをテーマした展示もあって、サーカスにちなんだ絵本もたくさん集められてて、楽しかったです。
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絵本の紹介コーナーで、一人で絵本を読んでるちびっこ発見。
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原画のコーナーには、
sara さんの「La revanche du clown」から貼り絵が展示してあって、
紙をやぶいた、ふんわりした線と、色のコントラストで見せる画面が、
細かく描いてるものよりも、とても繊細に感じました。
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この絵本も、ほしい。
 この日は、18時から入場料が無料になる日だったので、
すごくたくさんの人たちでごったがえしていました。
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子どもが多いのかなと思ってたのですが、そうでもなく、子ども連れの家族に加え、
絵本好きの大人たちが、お気に入りの作家さんたちとお話したりサインしてもらったりを楽しみに来ている姿が多かったように感じました。
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Tokyo sanpo」という東京の街を歩いて見て感じて描いたイラストと文で、
東京を紹介してるFlorent Chavouetさんのコーナーには、
サイン待ちの長ーい列ができてました。
気になってぱらぱらめくってみたのですが、
いろいろ懐かしくなってしまって笑ってしまったり。
絵本の出版社ごとのブースで並んでいたのですが、
私の気になったところを少しご紹介します。
まずは、フランスで絵本出版といえばここ、という、
日本で言うと福音館書店みたいな、L'ecole des loisirs出版
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というのも、私の大好きな、トミー・ウンゲラーの特集をしてたから。
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「すてきな三にんぐみ」「ヘビのクリクター」「ゼラルダと人喰い鬼」などなどで
日本でも人気なフランス人、トミー・ウンゲラーは、
やっぱりフランスでも大人気です。
このランタンもほしい!!
私は、日本語の絵本も持ってるのについつい、「すてきな三にんぐみ」の、
A1サイズの大きな本を買ってしまいました。
トミー・ウンゲラー作のポスターもおまけでつけてくれて、すごくうれしかったです。
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それから、edition MeMoの出版社の展示ブース
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一番右の、「Monsieur cent tetes
は、去年、この絵本の見本市の大賞をとった絵本です。
私は、これをポンピドゥーの本屋さんで見つけて立ち読みしたのですが、
この作家さんの絵が大好きです。
新しい作家を積極的に紹介して、ちょっとおしゃれな絵本がたくさん置いてありました。
ちなみに、今年の大賞は、「Mako
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アザラシのお話。
 それから、DADA出版のブース。
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子ども向けの、アート雑誌「DADA」を発行してる出版社です。
アーティストや国などをテーマに、年に9冊発行。
子ども向けだけど、大人にだって十分楽しめる!
値段が高くなってしまうけど、朝日学生新聞社出版から出版されてるようなので、
ぜひみてみてください。
書籍とはちがい、次から次にやってくる、雑誌っていう形態もいいですね!
その他、欲しかった絵本。
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「Bestiaire du gange」
シルクスクリーン印刷で手作りされた本。すごくすてきでした。
絵本って、どれだけあっても、まだまだ欲しくなってしまいますよね。
毎年、この時期に行われてるようなので、
もし来年チャンスがあればぜひ行ってみてください。
すてきなプレゼントになること間違いなしです。もちろん自分にも。
場所は、Espace Paris-Est-Montreuilというところで、
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Robespierreで降りてすぐです。矢印や、看板が大きく出てて、すごく分かりやすかったです。
入場料は4ユーロ、18歳未満無料ですが、金曜日の夕方は全員無料でした。
絵本屋さんもパリにはたくさんあるみたいなので、探してみたいと思います。 

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