先月、モード界でとても名誉のある、2013年インターナショナル・ウールマーク賞を受賞した、クリスチャン・ワイナンツ。このウールマーク賞は、歴史が古く、権威があって、2013年は、世界16カ国から、70を越すブランドの候補の中からクリスチャン・ワイナンツが選ばれた。例えば、1954年にはイブ・サンローランとカール・ラガーフェルドがそれぞれ、ドレス部門、コート部門で受賞をしている。それに、10万オーストラリア・ドル(約1000万円!!)の賞金に加え、世界の有名ブティックにコレクションをおいてもらえる権利を得ることができる!
その賞を獲得した13年秋冬コレクションは、クリスチャン・ワイナンツの生まれ故郷のスイスにルーツを探っている。雪に覆われた木々や、穏やかな渓谷からインスピレーションを得ていて、山を登ったり、頂上へたどり着いたときのうきうきした気分などがカラーに表れている。
やっぱりニットのコートやドレスが気になりました!コレクションの中で一番目を惹いたのがこの3色のドレス。縫い目が一切なく立体的で、上から下に向かってゲージが変化していて面白い。ニットのことはあまり詳しくないけど、すごいテクニックなんだろうって思います。
このぐるぐるのカーディガンもふわふわの雪みたい。
ぼこぼこしたのもかわいいし、一度編んでからほぐして、もう一度編んだり、染め方も面白かったりで、楽しい!
全体的にゆったりふんわりしてて、リラックス。バカンスで来た湖畔の側のロッジで、一日中自然を眺めて何もしない幸せな気分がしてくるコレクションでした!
ブリュッセルで生まれのクリスチャン・ワイナンツは、1996年にアントワープへ渡り、王立芸術アカデミーでファッションデザインを学ぶ。2000年の卒業コレクションは、フランスのイエールファッションコンテストでグランプリを獲得。2003年には自分自身のブランドを立ち上げています。今後のますますの活躍に期待して注目したいです。
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