2011年10月4日火曜日

NUIT BLANCHE PARIS! ーパリで真夜中のアート散策!

9月27日から始まってる、パリ プレタ・ポルテ 春夏コレクションのまっただ中の
10月の第一土曜日に毎年「NUIT BLANCHE」というパリ市主催の
アートイベントがあります。
「白夜」という意味のイベントの名前通り、夜7時〜翌朝7時までの真夜中に、
この日のためにパリの街に展示されたアートを楽しむイベントです。
サマータイムの間のパリは、日が本当に長いです。
でも夜10時をすぎれば、真っ暗になるので、白夜にはなりませんけど。
真夜中に遊ぶのが大好きなフランス人。
5月には「la nuit des musees 」という、
美術館が真夜中まで無料で開館するイベントもあります。 
10回目を向かえた今年は、京都でも「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2011
が初めて開催されたようですが、京都の方たちいかがでしたか?

毎年少しずつ展示場所が変わりますが、今年はマレ地区とモンマルトル地区。
普段は終電が早く終わってしまう地下鉄も、この地域だけ朝まで運行されました。 
まずは、インフォメーションセンターで
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こういう地図や展示の情報が載ってる冊子を手に入れるか、
iphoneのアプリをダウンロードしてどこで何をやってるか探しながら歩きたい。
だけど、今年は人がすごい多くて、前に進むのも大変!!
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とりあえず、人の流れに沿って進んで、それを頼りに展示を探すことに。

展示場所は主に、パリ市所有の図書館だったり学校、劇場や美術館、公園などなど。
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パリ市歴史図書館で、Vincent Ganivet の作品。
ここでも列に並ばないと入れません。
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以前紹介した、フォルネー図書館では、3Dの映像を上映。
眼鏡を貸してもらって、お庭で鑑賞。
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 ちびっこ向けのインスタレーション。飛んだり跳ねたりした動きに合わせて、
映像が動くというのでした。
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この日だけは、ちびっこも夜更かし。
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人の流れはとまることなく、増えてくばかり。
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劇場でも、ものすごい人だかりが!
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中に入っても人いっぱいでぜんぜん見えない。ので、すぐ退散。
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ポンピドゥーセンターの広場。夜1時まで無料で開館。
ひとまず、トイレ休憩をここで。
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カフェやバーも遅くまで開いてるので、ちょっと抜けた通りまでごったがえし。
そして、気を入れ替え、場所をモンマルトルへ移動することに。
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こっちの方が人が少なく、ゆっくり歩けそうです。
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劇場から、白い煙に巻かれた人が現れて、メガホンで何か叫んでる!
この劇場では、ヴェネチア・ビエンナーレのフランス館でも作品展示してる、
Christian Boltanskiの作品。
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それから、近くの高校へ。
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すごい数のコウモリが!!
と思ったら、黒い紙のちょうちょたち。Carlos Amoralesの作品です。
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渡り廊下全部が作品になってて、まっくら闇の中照らされてるのが、
すごくきれいでした。
建物も古くてすてきで、こんなところに通ってる高校生、うらやましい!
チャペル、劇場の中も展示がありました。
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Semiconductorというイギリスの2人組の映像作品。
夜も更けてずいぶん経つので、もう眠い、眠い。
というわけで、疲れ果て、眠すぎなので、家路へ。
朝まで続く、このイベント。
フランス人たちの夜遊びへの執念には、驚かされます。

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