2013年4月10日水曜日

正方形の真っ白い舞台で、心地よい時代のかおり。ヨウジヤマモト2013AWパリコレクション

すっかり遅くなってすみません!!

もうお花見の時期も過ぎて、夏に向けてどんどん暖かくなってくところだと思いますが、今更ながら先月のヨウジヤマモトのパリコレクションのショーについて書きます。

メンズコレクションは何回かレポートしたことがありますが、(前回の記事1.2)ウィメンズコレクションは初めてでとっても楽しみにしてました。そして会場も、初めての場所。パリの南東の端っこにある、ぐるぐるしてしまって、迷ってしまうくらい大きなイベント会場、POPB(Palais Omnisports de Paris Bercy)の一画でした。
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ここ最近のコレクションとはちょっと違うなってのがこの会場の雰囲気からも伝わってきました。そして、ほとんどが全身黒。これぞ、ヨウジヤマモト!みたいなものが多く、
80-90年代の頃の時代のショーにタイムスリップしたような感じもしてくる。それは、四角い舞台だったからなのかもしれないけど、これまでのコレクションを総括して、昇華させて、再構築してるかのよう。
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BAOBAOのバッグがドレスになったみたいでかわいい。
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ふっと、真っ黒の中に突然現れた、浅葱色のドレス。とっても素敵な色。
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色のコントラストで対になってた二人組。光と影、みたいで面白い。
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細長くまっすぐに伸びるランウェイというものがなく、何もない白く輝いてる四角い舞台で、音楽はビートルズの流れる中、ゆったりとした空気が漂い繰り広げられるショーは、これまで映像でしかみたことがなく、想像上のものだったのに、でもなんか懐かしい感じがして、その上でやさしく包まれ心が温かくなるような心地よい気分にしてくれるヨウジヤマモトの世界が広がっていました。

2013年4月1日月曜日

バナナ、黒コショウ、ひまわりの種まで!驚きと毒っけのある楽しいアクセサリー Ruta Kiskis

今シーズンも、以前ブログでも紹介したリトアニア出身のアクセサリーデザイナーRutaのブランド、Ruta Kiskisパリで行われていたショウルームに行ってきました!(前回の様子はこちら)Rutaは、Blessで一緒にインターンをしていたときの友達です。今はリトアニアに帰って、制作も工場もリトアニアだけど、パリには年に二回こうやって発表しに来るから会えてうれしい。
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ショールームの場所も前回と同じ場所で、リトアニア出身の若いクリエーターを扱ってる、YeYe store Paris今回のコレクションでのRutaの興味は食べものにあるみたいでした。
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夜の星空に浮かぶ月が、バナナに見えちゃうってのは面白い!
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ヒマワリの種のアクセサリー。ヒマワリの種は私はあんまり食べたことないけど、レセプションパーティではたくさんヒマワリの種が置いてあって、みんなまわりでパクパク食べてるから、つい間違えてアクセサリーにも手がのびてしまいそうなくらいでした!カフスボタンがかわいくて、注文してきました。素材はシルバーです!
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それに、Ruta のお気に入りの人気シリーズ、火の消えたあとのしょんぼりしたマッチも、クレイからシルバーに素材を変えてバージョンアップして再登場。
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まさか黒胡椒をアクセサリーにしてしまうとは!これは何?!って驚きました。
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前回のコレクションに続いてブラックも登場。一番上の写真にもあるけど、はずれちゃって落ちそう!っていう瞬間の、動きのあるネックレス。遠くから見るとほんとにそう見える!パールもかわいかったけど、こっちのほうが好きだなぁ。
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ちっちゃなナイフ。ちょっと毒っけあるけど、なんかかわいくしてしまうのがRuta。
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そして、ブランド名にもある、キスしてるネックレス。これは、マグネットになってて、
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 つけたりとったりもできてしまいます。
 最近ニューヨークにもまた新しい取引先を見つけた Ruta Kiskis。少しずつだけど着実に進んでるRutaの様子を見てるのはすごくうれしい。また次もパリで会えるのを楽しみにしてます!!

2013年3月27日水曜日

フランスのストリートアートの大コレクター、Alain Dominique Galizia氏のアトリエで、大山エンリコイサムのレセプション

去年、コム・デ・ギャルソンにアートワークを提供したという記事で紹介した、大山エンリコイサムさんが、パリのコレクターに招待されて作品を制作しているということだったので、アトリエを開放しているレセプションに遊びにいってきました!!
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場所は、コレクターである建築家のAlain Dominique Galizia氏のアトリエ。もともとは建築事務所だったところ。一階には、Alainさんのコレクションしているストリートアートの作品が所狭しと飾られていました。私はあんまり詳しくないので、分からなかったのですが、かなり有名なアーティストの作品も結構あるみたいでした。
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グラフィティって、壁だったり塀や、車や電車など、私にとっては屋外のイメージが強いから、部屋の中にいるはずなのに、なんだかトンネルの中とか、ここだけ外にいる感じかしてくるのが面白かった。どこからか電車の音とか車のクラクションが聞こえてきそうな雰囲気が楽しい!!
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Alainさんは、とっても陽気な人。じっとしてないでずっと動きっぱなしで、すごくアクティブ。
図録にサインしてプレゼントしてくれました!この図録は、2011年にモナコで行われたAlainさんのコレクションの展覧会「L'ART DU GRAFFITI」のもの。2009年には、グラン・パレで「TAG」を、2010年にはパレ・ド・トーキョーでも展覧会を行っているという、フランスのストリートアートの大コレクター。
図録と一緒にプレゼントしてくれた数冊のアート雑誌には、Alainさんのインタビューや彼の書いた記事がたくさん載っていたのですが、建築家のAlainさんがストリートアートやグラフィティに興味を持ったきっかけを語っていました。
「私は建築家なので、ストリートアーティストでもある。 
中略
グラフィティにすっかり覆われてしまっていた荒れ地の壁や塀は、まさに建造物の破壊だった。それと同時に、ある目に飛び込んでくるようなモチーフがあって、それに応えるようにして、大きく、より豪華に描かれたものがあったことに、すぐに気づいた。まるでそれは、挑発、アートの決闘のようだった。」
建造物を作る仕事の建築家が、アートによって破壊される建造物を見た衝撃から興味を抱いたのかなと思うと面白かったです。
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二階は、ストリートアーティストたちの作業場になっていました。 Alainさんは、世界中からアーティストをこの場所に招いて、どのアーティストたちにも、60cm×180cmの大きさのキャンバス二枚を使って、自分のサインと、愛というテーマでそれぞれ作品を描いてもらっています。このたて長の形は、地下鉄を思わせる形ってのも面白い。すでに
100以上の様々な国のアーティストたちの作品がコレクションされているみたいです!!
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この二枚がここで大山さんの制作していた作品。アジアのアーティストのコレクションをもっと増やしたいと探していたところ、知人の紹介で大山さんと出会い、パリに招いた。Alain さんの新しいコレクションになります。
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作品に興味を持って、作品集を見ながら熱心に話を聞いてるお客さんたち。
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道具置き場から、階段、そしてトイレまで、壁が分からないくらいにグラフィティでびっしり。何十年も前から、百人を超えるアーティストたちがここへや次々とやってきて描いていたのかなって、想像してしまいます。アトリエ全体が、アーティストたちのキャンバスになっていて、この場所自体がアート作品になっているような場所でした。

アトリエの内部が映像でも見ることができるので、ぜひ!!
それから大山さんはパリを旅立った後すぐ、ベルリンへ。ニューヨークの友人の紹介で、ベルリンのストリートアーティストから頼まれて、シェアハウスの壁画も制作してました。
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たった三日間で、これだけ大きなものを作り上げてしまったのにも驚きです。
今はニューヨークに住んでいる大山さんですが、これからもっと世界中のいたるところで作品が見ることができるようになっていきそうで、すごく楽しみです!!
Alainさんのアトリエの中は室内なのにグラフィティに埋め尽くされて屋外の雰囲気がするのが楽しかったのですが、屋外で描かれて誰にでも見ることができるのも、これぞ本場な感じでやっぱりいいなって思いました。ストリートアートって次々にいろんな人たちに描き加えられ続けて、永久に完成しないようで、プロセスやコミュニケーションなのが面白い。グラフィティ描いてる人たちってちょっと近寄りがたいイメージが前はあったんだけど、ストリートアートやグラフィティについてもっと知りたくなってきたので、今回Alainさんにもらった雑誌をもっと読み込んでみます!!

2013年3月22日金曜日

並ぶ店先の看板がかわいい!パリ、サン・ラザール駅のすてきな楽器屋さん通り、Rome通り

東京にも、御茶ノ水にはたくさんの楽器屋さんが集まった楽器店街がありますが、パリにも楽器屋さん通りがありました!
というのも、たまたまその日の気分で、サン・ラザール駅のあたりをふらふら歩いてたら見つけたRome通り。ここの近くには昔、パリ国立音楽院があったらしく、たくさんの楽器屋さんが集まりました。今は、Cite de la musiqueもある、ラ・ヴィレット公園の中にあります。この通りの両側のあちこちに楽器屋さんと楽譜屋さんがありました。
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老舗のお店も多く、外観もすてきなお店がいっぱい!
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もちろん、楽譜屋さんも。
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楽器の修理屋さんもあり、作業してました。
ヨーロッパでヴァイオリン修理ときたら、耳をすませば。あの彼も若くして光る才能を異国の地で発揮させてるかなーなんて思ってぷらぷら散歩しました。
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規則正しくきれいに、たくさん並べられたツヤツヤなバイオリンは、眺めてるだけでも楽しくなります!すてきな音楽の風が吹いてきそうなRome通り。音楽好きな方はぜひ行ってみてください。