九州旅行の後半戦は大分です。九州横断特急に乗って、熊本から大分までやってきました。大分といったら温泉!!熊本ではくまモンばっかりでしたが、大分駅に着くと今度はいたるところで温泉だらけ。それぞれの県で全然違った特徴ある印象で迎えてくれるのは、とっても楽しいです!
大分駅から1時間に1本しかない久大本線に乗り換え30分ゆられて小野屋駅まで行き、そこから車で山の中を30分ぐるぐるすると、世界でもめずらしい炭酸の温泉で有名な長湯温泉地があります。大正時代から続く老舗の温泉地の中で、ひときわ目立ったいたのが、シマシマのとってもかわいらしい素朴な外観の建物。
ここは、2005年8月に開館し今年10周年を迎える、藤森照信氏が建築をてがけたラムネ温泉館です!
真っ黒なところは、焼き杉で、白いストライプは漆喰で描かれ、そして屋根の帽子からちょろんと伸びるのは、松の木。向こうに背景を彩る山と手前に広がるの草原に囲まれてるので、自然の緑の中からにょきにょき生えてきたみたいで、まだまだこれからも成長していきそう。
ラムネ温泉のキャラクターデザインは、漫画家の南伸坊氏によるもの。気の抜けた感じが、温泉に癒されてる雰囲気が出てて見てるだけで和みます。
大浴場には、内湯と露天風呂があり、 水温の違いや内装デザイン、風景などいろいろ楽しめます。炭酸泉って初めてだったけど、ゆっくり浸かってるとふつふつと湧いてくる炭酸の泡で体が覆われてきて不思議な体験でした!!
地元の方たちもたくさん来ていて、夏休みだったこともあって、思っていたより賑わってました。大浴場の他に家族風呂もあり、予約して利用することもできます。
大きな三角屋根の建物には、美術館も併設されてます。
大正時代から続く温泉宿が立ち並んでる。
ラムネ温泉館は誰でも利用することができますが、歩いて5分くらいのところにある老舗の大丸旅館の外湯なので、旅館に泊まってる人は無料で利用することができます!私たちも大丸旅館に泊まることにしました。
泊まった部屋は、別館の藤花楼。ここは大正6年の創業当時の設計を復元しているそうで、趣ある素敵な内装。大正時代にタイムスリップした気分で本を読んでみたり。
ラムネ温泉のオリジナルバック。これらを持って浴衣を来てぷらぷら歩いてラムネ温泉へ。
やっぱり九州は、野菜もお肉もお魚も全部美味しい!!器も重厚で面白いものが多くて、地元の竹田焼呂人窯(ろにんがま)の作品が使われてました。
車で来た方が便利ですが、電車の場合でも最寄り駅まで車で迎えに来てくれます。ラムネ温泉目当てに来るのももちろんいいけど、大正ロマンの宿に泊まってその時代の雰囲気を楽しむのもよし。ここもまた来たい!!
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