2012年10月9日火曜日

森の中に溶け込んで、自然を纏う Tabitha Osler

学生の頃から注目してて、とても大好きなデザイナー、Tabitha Osler。彼女に、RAという、アントワープのセレクトショップのパリ店で行われていたショールームで出会うことができました!!
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服を見るのを楽しみにしていたのですが、パリでは残念ながら、服の展示はなく、カバンやスカーフのみの展示。アントワープでは服の展示が見られるようです。
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これまで作ってきたコレクションで使ったすべての生地を組み合わせた、とてもかわいいパッチワーク。
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手刺繍のニンジンバッグ。とても繊細な作りにほれぼれしてしまいます。ほしい!!!
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デザイナーのTabitha。とっても明るくて、そのうえに美人で、ますますファンになってしまいました!!作品が好きだと話したら、ポートフォリオを出してきてくれて、丁寧に説明してくれて、すごくうれしかったです!!
Tabithaは、カナダ出身の女の子。自然を纏っているように感じる彼女の作品は、カナダの大自然で生まれ育った、彼女のアイデンティティ。今年の6月にアントワープ王立芸術院のファッションコースを卒業。昨年のイタリアで行われているIt's ファッションコンテストでファイナリストに選出されてます。このコレクションは見たことある人も多いはず。
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私が一番始めに見た作品は、アントワープ王立芸術院の発行している雑誌に掲載されたもの。たぶん1年生のころの作品のたった1ページだったけど、名前を何となく記憶してました。それから毎年、私が気になる作品はどれも、Tabithaという名前の女の子だったんです。
これも学生の頃のメンズの作品。
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木の肌を限りなく薄ーく削って、それを生地にしている、自然な色合いがとてもすてきな作品。この木の肌の素材を見たときに、2008年のコズミック・ワンダーのコレクションを思い起こさせて、そのことを話したら、彼女はコズミック・ワンダー好きと言ってました。
最近、私は新しい若いデザイナーたちに出会ったりするのが楽しみの一つになってきてる気がします。彼女、彼らは、苦しいこともたくさんあるはずだけど、とても楽しんで、純粋に自分と自分のデザイン対してひたむき。今この、始めたばかりのこの時期にしか味わえない、危うさから、個性的な魅力が滲み出ている感じがします。同世代(私よりも若いことが多いですが)なので、同じ目線で話すことができるし、こちらも気兼ねなく尋ねることができ、より共感が持てて、刺激を受けます。がんばってる若いデザイナーたちは、心から応援したくなります!
次回のショールームでまた会う約束を交わしたので、また来年を楽しみにしています!!

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