2013年1月24日木曜日

大きなフェルトの帽子がちょこん ジョン・ガリアーノ 13-14AW

John Galliano Homme のショーも、パレ・ド・トーキョーの特設会場で行われました。前回のコレクションのテーマ、シュルレアリスムに続いて、今回のコレクションは、ドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスから着想を得たもの。彼は、前衛芸術活動をするフルクサスのメンバーだったり、ゲルハルト・リヒターも通っていた講座を開いていたりする人。
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ヨーゼフ・ボイス、と言われて、一番古い記憶は、2006年の金沢21世紀美術館で出会った作品。それからつい最近では、去年ベルリンに行ったときに出会った、

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これら、フェルトの作品。
それに、パフォーマンスするときかぶる帽子が、彼のトレード・マークになってる。
そういったところから、インスピレーションを得てる今回のコレクション。


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John Gallianoではお馴染みの、Stephan Jonesによる、頭にかぶるというよりは、のっけてるフェルトの大きな帽子が目につきました。それに加えて、首周りはすごく大きいシャツに、ぷっくりしたコートだから、少年っぽいあどけなさみたいなのが残ってて。
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シャツの襟が片方すごく長くなってるのも、急いでて出ちゃったっていう感じ。

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壁に映る、大きな帽子と大人のコートを着せられてしまったかのような男の子みたいなシルエットに魅せられていたら、すでに最初のモデルは目の前を通り過ぎていてしまってた。

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ガリアーノ自身のときの、メイクバリバリの睨め付ける目力、ギランギランの派手派手で、雑誌の中でここだけ浮いてるってくらいに、押し寄せてくるような迫力、威圧感もあったコレクション(1,2,3,4)がなんか懐かしくなってしまうような、今回のはちょっとはにかんだような優しすぎる顔つきのモデルさんたちでした。
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ヨーゼフ・ボイスに興味がわいてきた!

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