2011年11月12日土曜日

フランス人はお昼休みもアート鑑賞! お仕事休憩はアートギャラリーへ

最近、会社の目と鼻の先に、
すてきな、アートスペースを教えてもらいました!!
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写真にギャラリーの緑の看板が見えると思いますが、そのすぐ後ろに会社の看板が!!
メンズのブティックですが、それくらい近いです!!
そして、ちょうどお昼休みの12:30からギャラリートークもあるっていうことで、
会社の人たちに誘われて、行ってきました。


会社から歩いて一分、駅からもすぐのとこの絶好の場所にある、
Fondation d'entreprise Ricardリカール財団の所有してるギャラリーです。
この財団は、フランスで活動してる若いアーティストたちの中から、
(フランス人に関わらず、国籍問わずフランスに住んでるとか)
毎年気になる人たちをピックアップして、展覧会を開き、
その中からリカール財団賞を授与して彼らを支援している財団で、
今回は、すでにもう13回目のアーティストたちの展示。
選ぶ役もいろんなコレクターにお願いしてて、それも毎回変わるみたいなので、
毎年違った視点で選ばれていくのもすごく面白いと思いました。
まず入り口すぐに覆われてる、
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Ronan & Erwan Bouroullec の Clouds。
彼らの個展が、ちょうど今、ポンピドゥー・センターの
別館のCentre Pompidou - Metzでも行われてます。
地下鉄の中にたくさんポスターが貼られてたので、気になってました。
そう、この財団の賞を受賞すると、
買い取ってポンピドゥー・センターがコレクションにして展示もしてくれるみたいです。
すごいと思いました。
世界的にも大きい、ポンピドゥーセンターという国立美術館が
積極的にコレクションとして買い取って、
若いアーティストを支援してくれるシステムが成り立ってるのが。 
たくさんの作品があったのですが、私の気に入ったものを少し紹介します。
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ピクセルの、Loic Raguénèsの作品。
遠くにさがって観るとなんとなーく分かってきて、面白いです。

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それから、右の方の、建築の学校を出て、建築関係で働いてる、
Gaétan Brunet & Antoine Espinqssau のコラージュ作品。
見覚えある写真が使われてたり。
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そして、ファンタジーなのを描いてるのは、Corentin Grossmann。
綿みたいにふわっふわしてて、触ったら感触ありそう。

最後は、Adrien Missikaの波の写真のコラージュ作品。
今回、リカール財団賞を受賞したアーティストです!!
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と、会場を見ても分かるように、そんなに広くないし、
お昼休みに、または会社の帰りにふらっと立ち寄れる、気軽なところ。もちろん、無料です。
水曜日のお昼と、土曜日にギャラリートークも参加できます。
あと、毎月、現代美術、社会学、文学についての講演会が開催されて、
それに参加することもできるみたいです。
今は、現代詩についてのシリーズが始まったところ。
次回の展示は14日から。

Fondation d’entreprise Ricard

12 rue Boissy d'Anglas
75 008 PARIS
T. 33 (0)1 53 30 88 00
F. 33 (0) 1 40 06 90 78
火曜日から土曜日 11h-19h
http://fondation-entreprise-ricard.com/ 

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